昭和39年生まれは2026年で何歳?還暦後の定年と年金受給のリアル
1964年、アジア初となる東京オリンピックの開催と東海道新幹線の開通に国中が沸いた激動の時代に生まれたのが「昭和39年生まれ」です。高度経済成長の熱気を浴びて育ち、バブル景気とその崩壊、その後の雇用環境の激変を最前線で駆け抜けてきたこの世代も、2026年には人生の大きな節目を迎えています。
昭和39年生まれは、2026年の誕生日を迎えると満62歳、誕生日を迎える前は満61歳となります。2024年に迎えた「還暦(満60歳)」という大台を通過し、現在は企業の定年再雇用やセカンドキャリアの現場で新たな課題に直面している方が少なくありません。本記事では、現在の正確な年齢や干支はもちろん、年金受給開始の複雑なルール、定年再雇用のシビアな現実、履歴書に役立つ学歴早見表まで、今知っておくべき決定的な情報を徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:昭和39年(1964年)生まれは2026年の誕生日で満62歳(誕生日以前は満61歳)となり、干支は辰年(甲辰)。
- 要点2:公的年金の受給開始は男性が原則65歳からの一方、女性は生年月日に応じて63歳または64歳から特別支給が受けられる男女差が存在。
- 要点3:60歳定年後のシニア再雇用2〜3年目に差し掛かる現在、賃金激減や高年齢雇用継続給付の引き下げを踏まえた現実的なライフプラン再構築が急務。
【2026年最新】昭和39年(1964年)生まれは今年で何歳?干支と基本データ
西暦1964年(昭和39年)生まれの方の2026年における正確な年齢は以下の通りです。
2026年の元日から誕生日を迎える前日までは満61歳、誕生日を迎えた当日から満62歳となります。すでに満60歳を迎えた2024年に還暦を通過しており、現在は人生のセカンドステージの助走期間を終え、本格的なシニアライフ設計を固める時期に入っています。
昭和39年の干支は辰年(たつどし)であり、十干十二支で表すと「甲辰(きのえたつ)」にあたります。甲(きのえ)は十干の始まりで草木の成長や勢いを象徴し、辰は力強く飛翔する龍を表すことから、活力と変革を併せ持つ世代と言われてきました。高度経済成長期の熱気とともに生まれた世代らしいバイタリティを持つ一方で、60代前半という年代特有の社会保障制度の狭間に立たされているのが現在の立ち位置です。
【履歴書・学歴早見表】昭和39年生まれの入学・卒業年完全ガイド
再就職や嘱託雇用契約の更新、業務委託の応募などで履歴書を作成する際、昭和から平成への元号またぎによる学歴計算で混乱するケースが頻発しています。昭和39年生まれの一般的な学歴タイムラインを、4月2日以降生まれの「通常生まれ」と1月1日〜4月1日生まれの「早生まれ」に分けて整理しました。
【昭和39年(1964年)4月2日〜昭和40年(1965年)4月1日生まれ(標準)】
- 小学校入学:昭和46年(1971年)4月 / 小学校卒業:昭和52年(1977年)3月
- 中学校入学:昭和52年(1977年)4月 / 中学校卒業:昭和55年(1980年)3月
- 高校入学:昭和55年(1980年)4月 / 高校卒業:昭和58年(1983年)3月
- 短大・専門学校卒業:昭和60年(1985年)3月
- 4年制大学卒業:昭和62年(1987年)3月
【昭和39年(1964年)1月1日〜4月1日生まれ(早生まれ)】
- 小学校入学:昭和45年(1970年)4月 / 小学校卒業:昭和51年(1976年)3月
- 中学校入学:昭和51年(1976年)4月 / 中学校卒業:昭和54年(1979年)3月
- 高校入学:昭和54年(1979年)4月 / 高校卒業:昭和57年(1982年)3月
- 短大・専門学校卒業:昭和59年(1984年)3月
- 4年制大学卒業:昭和61年(1986年)3月
昭和39年の通常生まれが大学を卒業した1987年(昭和62年)春は、まさにバブル経済が本格化する直前のタイミングでした。空前の好景気の中で社会人生活をスタートさせた世代であり、履歴書を記入する際は年号の昭和表記と西暦表記の混同に注意が必要です。
年金はいつから貰える?昭和39年生まれが直面する「受給開始の壁」
昭和39年生まれにとって最大の関心事の一つが「公的年金の受給開始時期」です。公的年金制度の改正により、生年月日や性別によって受給開始スケジュールが厳密に定められています。日本年金機構の規定に基づき、昭和39年生まれが押さえるべき給付開始の枠組みを比較表で示します。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 男性の年金受給開始 | 満65歳から(昭和36年4月2日以降生まれのため特例なし) | 原則65歳支給開始 | 60〜64歳までの公的年金はゼロ。再雇用給与や退職金の計画的配分が必須。 |
| 女性の年金受給開始(特別支給) | ・昭和39年4月1日以前生まれ:63歳から ・昭和39年4月2日以降生まれ:64歳から | 女性は段階的引き上げの過渡期 | 女性は厚生年金加入期間が1年以上あれば報酬比例部分を前倒しで受給可能。大きな救済措置。 |
| 年金の繰り上げ受給 | 60歳0ヶ月から請求可能(1ヶ月ごとに0.4%減額/最大24%減) | 生涯減額率が固定化 | 一度減額されると一生戻らないため、余程の生活困窮がない限り慎重な判断が必要。 |
| 年金の繰り下げ受給 | 66歳〜75歳まで(1ヶ月ごとに0.7%増額/75歳で最大84%増) | 年利換算8.4%相当の増額 | 昭和39年生まれは健康状態と就労収入次第で、68〜70歳程度までの繰り下げ検討が有力。 |
厚生労働省の資料が示す通り、昭和39年生まれの男性には「特別支給の老齢厚生年金」が一切支給されません。満65歳を迎える2029年まで、無年金状態で生活を維持しなければならない構造です。
一方、昭和39年生まれの女性には特例措置が残されています。1964年4月1日以前生まれの女性は63歳(2027年到達)から、1964年4月2日以降生まれの女性は64歳(2028年到達)から、特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分)を受給できます。同じ昭和39年生まれであっても、性別と誕生日によって受け取れる年金のタイミングが1〜2年異なる点は必ず確認しておかなければなりません。
【実態検証】60歳定年後のリアル|再雇用で給与4割減に悩む現場の肉声
昭和39年生まれの多くは、2024年に勤め先で60歳の定年を迎えました。高年齢者雇用安定法により65歳までの雇用確保が義務付けられているため、現在は約8割以上の方が「シニア再雇用(嘱託社員)」として勤務を継続しています。しかし、定年から2年が経過した2026年現在、現場からは厳しい現実の声が噴出しています。
都内の大手製造業で再雇用勤務を続けるAさん(61歳・昭和39年11月生まれ)は、次のように心境を吐露します。
「定年を迎えた翌月から同じ部署、ほぼ同じ業務内容にもかかわらず、基本給は現役時代の55%に削減されました。かつての部下が上司になり、指示を受ける立場に回る精神的なストレスは想像以上です。年金が出る65歳までの辛抱と自分に言い聞かせていますが、モチベーションの維持に苦しんでいます」
大手転職エージェントのシニア市場調査や厚生労働省の統計によると、定年再雇用後の年収減少率は平均30%〜50%減が相場です。さらに制度改正により、賃金低下を補填してきた「高年齢雇用継続給付」の給付率が2025年4月から従来の15%から10%へと縮小されました。昭和39年生まれはこの給付削減の影響を真正面から受ける世代であり、「手取り額が想定より少ない」という摩擦が各企業の現場で顕在化しています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|昭和39年生まれの厄年と健康保険
ネット上では「60代前半に男性の大厄があるのでは?」といった誤った言説が見受けられますが、正しい厄年の基準を把握しておくことが無用な不安を避けるポイントです。
男性の生涯における最後の厄年は「数え年61歳(還暦厄)」です。昭和39年生まれの場合、数え年61歳は2024年でした。前厄(2023年)、本厄(2024年)、後厄(2025年)のサイクルはすでに完全に終了しています。女性に関しても数え年61歳の厄年サイクルは2025年で明けており、2026年はいわば「厄明けの晴れやかな年」にあたります。
しかし、神事の厄年以上に注意すべき実務上の落とし穴が「健康保険の任意継続期限」です。
60歳定年時に会社の健康保険を「任意継続」した場合、その最長加入期間は2年間と法律で定められています。2024年に定年退職して任意継続を選択した昭和39年生まれの方は、まさに2026年にその期限を迎えます。再雇用の形態によっては勤務先の社会保険から外れ、居住自治体の「国民健康保険」へ切り替える必要が生じます。前年の収入状況によっては保険料が跳ね上がり、手取りを圧迫するケースがあるため、自治体の窓口での事前試算を怠ってはなりません。
【プロの結論】65歳以降も再雇用で働くべき人・リタイアすべき人の判断基準
62歳を迎える現在、65歳以降の働き方について明確な方針を決めておくことがセカンドライフの明暗を分けます。
【65歳以降も働き続けるべき人の条件】
- 公的年金の見込み額だけでは毎月の固定費を賄えない資産状況にある
- 仕事を通じて他者や社会と繋がっている実感が生きがいになっている
- 現役時代の役職やプライドを手放し、現場業務やサポート役に徹することができる
【65歳でキッパリ引退・ペースを落とすべき人の条件】
- 賃金の低さや人間関係の序列変化に対して強い不満やストレスを抱えている
- すでに確定拠出年金や退職金、個人資産による取り崩し計画が確立している
- 健康状態に不安がある、または趣味や地域活動など仕事以外の居場所が確立されている
1964年生まれの同世代パワー|時代を彩る豪華芸能人・著名人たち
昭和39年(1964年)生まれは、エンターテインメント界やスポーツ界、文化界においても圧倒的な存在感を放つトップスターを数多く輩出しています。2026年に62歳を迎える同世代の顔ぶれを見渡すと、年齢を重ねても衰えない情熱と実力を持つ人物ばかりです。
- 阿部寛(俳優/1964年6月22日生まれ)
- 稲葉浩志(B'z・ミュージシャン/1964年9月23日生まれ)
- 堤真一(俳優/1964年7月7日生まれ)
- 唐沢寿明(俳優/1964年6月3日生まれ)
- 内村光良(ウッチャンナンチャン・芸人/1964年7月22日生まれ)
- 出川哲朗(タレント/1964年2月13日生まれ ※早生まれ)
- 薬師丸ひろ子(女優・歌手/1964年6月9日生まれ)
- 山口智子(女優/1964年10月20日生まれ)
- 真矢ミキ(女優/1964年1月31日生まれ ※早生まれ)
海外に目を向けても、ハリウッドを牽引するキアヌ・リーブスやニコラス・ケイジ、サンドラ・ブロックなどが1964年生まれの同胞です。60代を迎えてなお第一線で挑戦を続ける同世代の姿は、セカンドキャリアを模索する昭和39年生まれにとって大きな勇気と刺激を与えています。
【昭和39年生まれは何歳?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:昭和39年生まれの還暦祝いはいつでしたか?もう終わっていますか?
A1:はい、すでに終わっています。満年齢で還暦を祝う場合、昭和39年生まれの方は2024年の誕生日に満60歳の還暦を迎えました。現在は還暦から2年が経過した満61歳〜62歳となります。
Q2:昭和39年生まれの男性ですが、本当に65歳まで年金は1円も貰えないのでしょうか?
A2:原則としてその通りです。昭和36年4月2日以降に生まれた男性は「特別支給の老齢厚生年金」の対象から完全に外れています。そのため、公的年金の受給は原則満65歳(2029年の誕生月翌月)からとなります。ただし、減額ペナルティ(月0.4%減)を受け入れる「繰り上げ受給」を選択すれば、60歳以降いつでも受給を開始することは可能です。
Q3:昭和39年生まれの妻(女性)の年金受給開始が夫と違うのはなぜですか?
A3:公的年金制度の受給開始年齢引き上げにおいて、女性は男性よりも5年遅れてスケジュールが移行されたためです。厚生年金の加入期間が1年以上ある場合、昭和39年4月1日以前生まれの女性は63歳から、昭和39年4月2日以降生まれの女性は64歳から、報酬比例部分の年金を国から受け取ることができます。
Q4:昭和39年生まれが履歴書に書く「高校卒業年」「大学卒業年」は何年になりますか?
A4:浪人や留年がない標準的な進学の場合、通常生まれ(4月2日〜12月31日)の方は「昭和58年(1983年)3月高校卒業」「昭和62年(1987年)3月大学卒業」です。早生まれ(1月1日〜4月1日)の方は1年早くなり、「昭和57年(1982年)3月高校卒業」「昭和61年(1986年)3月大学卒業」となります。
まとめ:62歳の現在地から描く後悔のないライフプラン
昭和39年(1964年)生まれは、2026年の誕生日を迎えることで満62歳に達します。新幹線開通と東京五輪の祝祭の中で産声を上げ、平成の激浪を耐え抜いたこの世代は、日本の屋台骨を支え続けてきた自負を持つ世代でもあります。
60歳定年後のシニア再雇用期間も中盤戦に入り、65歳の公的年金受給開始までのロードマップが完全に可視化される時期となりました。再雇用での処遇低下に一喜一憂するのではなく、健康寿命の延伸を見据えて自らの専門スキルをどう活かすか、年金の受給時期(原則65歳か、繰り下げて資産を最大化させるか)をどうデザインするかが問われます。数字と制度の仕組みを冷静に把握し、納得のいく豊かなセカンドライフを歩み進めてください。 (出典: 昭和 39 年 生まれ 何 歳(Yahoo!ニュース))