日本の島の大きさランキングTOP10!本土・北方領土・離島の真実
日本は周囲を海に囲まれた島国であり、その国土は無数の島々によって形成されています。普段何気なく暮らしている本州や九州はもちろん、観光地として名高い沖縄本島や佐渡島、そして北方領土に至るまで、それぞれが独自の面積と際立つ個性を誇っています。
しかし、「日本で一番大きい島は?」「本州や北海道を除いた離島の中で最も広いのはどこ?」と問われると、正確な順位や大きさを即答できる人は意外と多くありません。国土地理院の最新データをもとに、日本の全島面積ランキングTOP10から、本土と離島の定義、そして意外と知られていない島々のスケール感を紐解いていきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:全島総合の第1位は本州、第2位は北海道。北方領土の択捉島(第5位)や国後島(第6位)も沖縄本島を上回る面積を持つ。
- 要点2:本土4島(本州・北海道・九州・四国)を除外した「離島ランキング」では、択捉島が圧倒的1位、国後島が2位、沖縄本島が3位となる。
- 要点3:最新のデジタル地図技術により、国土地理院が公表した日本の総島数は「1万4125島」へと大幅に更新されている。
【全島TOP10】日本の島の大きさランキング!北方領土を含む最新データ
まずは、本州や北海道、九州、四国といった巨大な主要島を含めた、日本全国の「島」の総合面積ランキングTOP10を整理します。国土地理院が公表する全国都道府県市区町村別面積調に基づくと、上位の順位は以下の通りです。
【日本の全島 面積ランキングTOP10】
・第1位:本州(約227,976 km²)
・第2位:北海道(約77,984 km² ※北方四島を除く)
・第3位:九州(約36,782 km²)
・第4位:四国(約18,298 km²)
・第5位:択捉島(約3,167 km²)
・第6位:国後島(約1,490 km²)
・第7位:沖縄本島(約1,208 km²)
・第8位:佐渡島(約855 km²)
・第9位:奄美大島(約712 km²)
・第10位:対馬(約696 km²)
このデータを見て驚く方も多いのが、第5位と第6位にランクインしている択捉島と国後島の存在感です。沖縄本島や佐渡島よりもはるかに広大な面積を有しており、北方領土が日本の国土においていかに広大なスケールを誇っているかが浮き彫りになります。
本土を除くと第1位はどこ?「日本一大きい離島」と北方領土の面積比較
「本州・北海道・九州・四国」という主要4島を本土とみなした場合、日本一大きい離島の座に君臨するのは北海道の北東に位置する択捉島(面積約3,167 km²)です。
択捉島の面積は、東京都全域(約2,194 km²)や神奈川県(約2,416 km²)を単独で上回り、鳥取県(約3,507 km²)に匹敵するほどの圧倒的な広さを誇ります。細長い形状をしており、島の長さは約200km以上におよびます。
続いて第2位となるのが国後島(面積約1,490 km²)です。こちらも沖縄本島(約1,208 km²)より一回り大きく、琵琶湖の約2.2倍に相当します。北方領土の島々は、地理的な数字として比較すると、国内の離島群の中でも群を抜いたスケールを持っていることがわかります。
沖縄本島・佐渡島・奄美大島は何位?主要離島の面積を徹底比較
観光地や地域文化の中心地として知名度の高い島々の順位と位置づけを詳しく比較してみましょう。
主要4島を除いた離島ランキングにおいて、第3位に位置するのが沖縄本島(面積約1,208 km²)です。沖縄県の県庁所在地である那覇市を擁し、南北に約106km続く沖縄本島は、南西諸島において最大の面積を誇ります。
続く第4位は新潟県に属する佐渡島(面積約855 km²)です。日本海側最大の島であり、東京23区(約627 km²)がすっぽり収まるほどの広大さを持ちます。本土に近い離島としてはトップクラスの面積であり、豊かな農地と金山をはじめとする独自の歴史文化が発展した背景には、この広大な平野と山地が存在しています。
そして第5位にランクインするのが、鹿児島県に属する奄美大島(面積約712 km²)です。世界自然遺産にも登録された固有の生態系が広がる島で、対馬(約696 km²)と僅差で上位をキープしています。
淡路島・対馬・屋久島の順位は?知られざる中規模アイランドのスケール感
TOP10の後半からその直下に位置する島々も、それぞれ独自の地勢と明確な存在感を持っています。
長崎県に位置する対馬(面積約696 km²)は、離島ランキングで第6位(全島総合10位)に入ります。南北に細長く入り組んだリアス海岸が特徴で、朝鮮半島との国境に位置する歴史的な要衝です。
瀬戸内海で最大の面積を誇る淡路島(面積約592 km²)は、離島ランキング第7位に位置します。明石海峡大橋と大鳴門橋によって本州・四国と直結しているため陸続きの印象を持たれがちですが、島単体の面積としては天草下島(約574 km²)を上回る堂々の規模です。
さらに、屋久杉や原生林で世界的に有名な鹿児島県の屋久島(面積約505 km²)は離島ランキング第9位に入ります。ほぼ円形に近い形状をしており、九州最高峰の宮之浦岳(標高1,936m)をはじめとする急峻な山々が連なる「洋上のアルプス」としての特異な地形を形成しています。
「本土五島」の定義とは?国土地理院が発表した日本の島の数「1万4125島」の真相
「島」の大きさを語るうえで避けて通れないのが、行政や法律における「本土」と「離島」の境界線です。
日本の地理教育や一般的な区分では本州・北海道・九州・四国の4つを主要本土と呼ぶことが多い一方、離島振興法などの法制度や国土交通省の区分では、歴史的・行政的な経緯から沖縄本島を加えた5つを本土五島と定義するケースがあります。沖縄本島を本土に含めるか離島として扱うかによって、「離島ランキング」の顔ぶれが一部変動するのはこのためです。
また、日本全体の島の数に関しても近年大きな出来事がありました。国土地理院が電子国土基本図の測量技術向上に伴い、2023年に発表した新たな島の総数は「1万4125島」でした。従来の1987年調査(6,852島)から一挙に倍増した形となり、高解像度の航空写真や地図情報のデジタル化によって、周囲100メートル以上の島がより正確に把握できるようになった成果です。
【日本の島の大きさランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:本州や北海道を除いて、現在日本政府の実効支配下にある島の中で一番大きい島はどこですか?
A1:北方領土を除外した場合、現在実効支配下にある最大の離島は沖縄本島(約1,208 km²)、次いで日本海に浮かぶ佐渡島(約855 km²)となります。
Q2:淡路島と小豆島ではどちらが大きいですか?
A2:圧倒的に淡路島(約592 km²)の方が大きいです。瀬戸内海で2番目に大きい小豆島は約153 km²であり、淡路島は小豆島の約3.8倍以上の広さがあります。
Q3:なぜ国土地理院の発表で日本の島の数が一気に2倍以上へ増えたのですか?
A3:以前は紙の地図を手作業で数えていた基準から、最新の電子国土基本図を用いたコンピュータによる高精度自動計測へと手法が進化したためです。埋め立て等で島が急激に生まれたわけではなく、計測精度の飛躍的向上が要因です。
まとめ:地形と歴史を知れば「日本の島々」の見え方が変わる
日本の島の大きさランキングを振り返ると、1位の本州から広大な北海道・九州・四国はもちろんのこと、北方領土の択捉島・国後島、そして南西諸島の中核をなす沖縄本島や日本海の佐渡島に至るまで、それぞれが広大な面積と豊かな地勢を持っています。
面積の比較を通じてそれぞれの島のスケール感や成り立ちを捉え直すことで、日本の国土の広がりや各地の歴史的背景への理解がより一層深まります。地図や旅行で島を訪れる際には、ぜひその面積のスケール感にも思いを馳せてみてください。 (出典: 日本 の 島 大き さ ランキング(Yahoo!ニュース))